Tina Porou

Tina Porou

Poipoia社の創設者、気候専門家

ポロウ、トゥワレトア、タマヌヒリ、そして、ラカイパアカの一族の子孫であり、Poipoia社(マオリ族の伝統的な価値観を基盤に各種環境サービスを提供)の創設者。同社は、環境保護と持続可能性を重視する「カイティアキタンガ」の理念に基づくマオリ企業。 

20年以上にわたり、自然資源管理分野において環境プランナーおよび先住民の擁護者として、社会的福祉の向上のための先住民の集落住宅の開発、環境回復プログラムの推進、水資源、気候変動、生物多様性に関する国家政策への参画、イウィ(部族)や協議会との連携による政策決定の意見交換の強化など、さまざまなプロジェクトに関与。水源と水質管理、地熱開発、遺産影響評価の分野において秀でた知識を持つ 

幅広い職務活動が先住民の視点に基づいた持続可能な開発の取り組みの強力な基盤を形成。Contact Energy社のサステナビリティ部門の統括を通じ、企業の社会的責任に関する豊富な経験、その理念を商業分野での業務に実践する能力、さらにマオリ企業のカイティアキタンガのビジョン実現に向けた更なる支援を行う能力を獲得。 

サー・ピーター・ブレイク・エマージング・リーダー賞を受賞(2015)。マオリ族と環境への貢献が評価され、ニュージーランド功労勲章受勲(2016) 

タウポ湖森林管理団体(LTFT)、ナーティ・ポロウ林業会、ウェリントンを拠点としたタタウ・タタウ・オ・テ・ワイロア商業委員会で役員を兼任 

Poipoia社には、各地域から集まった資源管理分野の経験豊富なイウィ実践者と技術者からなる少人数のチームがある。創設者Tina氏は、ハプ、ファーノウ、イウィと呼ばれる異なった規模の共同体との幅広い連携活動を通じて環境問題に対処するための独自の視点を取り入れた多面的な自然資源管理対策を習得