
Trisha Pitura (トリシャ・ピチュラ)
MINI TIPI 共同創業者 兼 デザイン責任者
先住民ニピシング族であることに誇りを持ち、MINI TIPIの先見性のある共同創業者としてデザインとアーティスト関係の業務を統括。祖母たちが手掛けていた裁縫やキルトなどの伝統的な技術を学びたいという願望から、創作の道を歩み始める。この実践的な好奇心は、テキスタイルデザインとのより深い結びつきへと発展し、文化的なつながりを再構築する意義深い旅となる。
2019年、MINI TIPIにとって初となるオリジナルのブランドレーベルをデザインし、本物であることと文化的な品格を備えていることを重視するという、会社の新たな方向性を打ち出す。現在は、伝統的な知識、先住民の教え、ストーリーテリングを融合させて、インスピレーションと教育の両方をもたらすテキスタイルを生み出している。先住民のアーティストや知識を受け継いでいる人々と緊密に連携し、すべてのデザインがその起源を尊重したものであることを確かにしている。
アダウィ・ハブ起業家招聘プログラムで優れたリーダーシップを認められ、チャールズ3世戴冠記念勲章を受勲。パウワウ・ピッチ・コンペティションの審査員を務める。また、インディジェノミクス SHEやDEFYなどの全国会議のパネルディスカッションにも参加。
MINI TIPIを通じてデザインを表現、エンパワーメント、和解のためのツールとして活用し、先住民のアイデンティティーの美しさと強さを称えながら、文化の架け橋となることに尽力している。